2月9日(日)に開催された令和6年度第2回幸区総合防災訓練(御幸小学校)に、当会は灯油式非常用発電機運転訓練にて参加致しました。
当訓練は、自主防災組織、関連機関等が行政と連携を図りながら、自助・共助の理念に基づく迅速な初動活動と災害対策を確立するために開催されています。当会では、川崎市と締結した災害時応急対策協力協定に基づき、災害時に避難所となる学校体育館へ電力供給する非常用発電機の操作並びにその運転訓練及び講習会を行っています。
<当日の様子をレポートします>
今回は御幸小学校が会場となりました。当会会員で編成する災害時応急対策協力隊では、㈲佐藤電気店様が担当となっている学校です。
体育館付近に設置されている灯油式非常用発電機(写真左奥)です。
開錠し、訓練開始前の準備を行っています。
体育館内の分電盤の確認も行いました。
(写真右から板橋安全副委員長・相馬研修委員長・菊池企画担当理事/写真左から2人目 川又副会長)
9時からの開会式の様子です。川又副会長を先頭に整列しました。
主催の幸区役所危機管理担当ほか、幸警察署、幸消防署はじめ関係各部署、町内会など約300人が参加しています。
訓練が開始されました。
川又副会長(写真右)が、訓練参加の皆様に、当会の紹介や発電機の概要について説明をしました。
つづいて、相馬研修委員長が発電機本体の操作について説明を行いました。(写真右から2人目)
体育館内にある分電盤へ移動し、電源切替について説明しています。
学校に設置された非常用発電機は、災害発生等の非常時に商用電源(電力会社からの電気)が喪失した場合、「避難所」となっている体育館へ電源(電気)を供給し、避難所の照明やコンセントを利用可能とするためのものです。
体育館内から、屋外の発電機に再度、移動しました。
当会は川崎市の協力のもと、非常用発電機の操作方法についての説明動画を作成し、説明動画へ接続するQRコードを、各学校の非常用発電機のフェンス等に貼付してあります。ぜひ確認してみてください。
発電機とケーブルの接続を体験していただきました。(写真左:㈲佐藤電気店様)
最後に参加者の皆さんから質疑応答を受け、訓練を終了致しました。頂きました、たくさんのご質問、ご意見は、今後の活動に活かして参ります。
ご参加くださいました地域の皆様、ありがとうございました。
当会は電気工事及び電気に関する専門知識を活かし、川崎市の皆さんの安全のため、今後も協力・活動を続けて参ります。