2月11日(日・祝日)に開催された令和5年度第2回幸区総合防災訓練(塚越中学校・下平間小学校)に、当会は灯油式非常用発電機起動訓練にて参加しました。
当訓練は、自主防災組織、関連機関等が行政と連携を図りながら、自助・共助の理念に基づく迅速な初動活動と災害対策を確立するために開催されています。当会では、川崎市と締結した災害時応急対策協力協定に基づき、災害時に避難所となる学校体育館へ電力供給する非常用発電機の操作並びにその起動訓練及び講習会を行っています。
<当日の様子をレポートします>
今回の訓練では塚越中学校、下平間小学校と二か所にて同時に実施されました。
開会・閉会式は塚越中学校にて行います。
こちらは下平間小学校・体育館付近の灯油式非常用発電機です。開錠を確認し、訓練開始前の準備をします。
塚越中学校校庭での開会式に参加。参加者全員整列し、能登半島地震の被害、災害支援派遣の詳細をお聞きしました。(先頭は当会参加者代表・川又副会長です)
こちらは塚越中学校・体育館付近に設置された灯油式非常用発電機です。訓練のための幟を設置しました。
開会式後、参加者の皆さんが集合。説明を開始しました。発電機を起動します。
商用電源(東京電力供給の電源)の電気で、体育館=避難所の電気機器(照明等)は起動していることを確認しました。(塚越中学校での説明は、当会・相馬理事が行いました)
体育館=避難所の商用電源からの供給が断たれ停電したとの想定。体育館内の照明が消えました。
灯油式発電機からの非常用電源に切り替えました。体育館=避難所の電灯は今、発電機からの電気で点灯しています。
当会は川崎市との協力のもと、これらの操作についての説明動画を作成しました。説明動画へリンクしているQRコードのシールをケーブル収納箱、フェンスに貼付しました。
発電機とケーブルの接続を体験していただきました。
最後に参加者の皆さんから、非常用発電機の仕組み、操作方法等について質疑応答を受け、訓練を終了致しました。
当訓練は、自主防災組織、関連機関等が行政と連携を図りながら、自助・共助の理念に基づく迅速な初動活動と災害対策を確立するために開催されています。当会では、川崎市と締結した災害時応急対策協力協定に基づき、災害時に避難所となる学校体育館へ電力供給する非常用発電機の操作並びにその起動訓練及び講習会を行っています。
当会は電気工事及び電気に関する専門知識を活かし、川崎市の皆さんの安全のため、今後も協力・活動を続けて参ります。